第９８回目の今回はあるユーザー参加型のニュースレターを取り上げた。

「（企業やサービス名の）ハッシュタグを付けて投稿してください」なんてメッセージを見るといつも思うことがある。

「なんであんたの商品宣伝をさせるんだよ！」と。私たちを宣伝材料にしか思っていないのが見え見え。

しかしそのニュースレターは違う。誰もがハッシュタグを付けて投稿し、参加する人たちが後を経たない。その理由を分析した。

個人でニュースレターの運営に成功している例を毎回ひとつとりあげ、それを徹底的に調べてビジネスモデルの仕組みから、なぜそんなにウケているのか、を独自分析してレポートしている。あなたがクリエイターならとても参考になるはず。

🚽 写真日記：異国の地のトイレ

書いてる文字読めないし、これが男用なのか女用なのかまったく分からなかった。写真をAIに読み込んで聞いたけど、AIにも分からないトイレだった。ここで暮らす人はどうしているんだろう？今でも謎

🐠 制作過程を公開するアイデア

いろんな情報発信がその成果物だけでなく、制作している過程を公開することがよくある。「みんなのニュースレター」でも当然、その流れに乗っていきたいと思っている。

コンテンツを作って配信するだけじゃなくて、そのコンテンツを作ってる過程も面白いんじゃないかな、と。

まずは予約投稿した際の画面に配信者が「今日は○○のことについて調べました。配信日にはいいコンテンツになると思います」とか書けるようにしようかな、と考え中。

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そんなことを考えたのも今回、取り上げた分析対象のニュースレターの企画がめちゃくちゃに上手だったから。

いろいろ読んでるとパクりたいアイデアがたくさんあった。きっとあなたにとってもいいアイデアがたくさん見つかると思う。ではどうぞー

【他人のニュースレターを勝手に分析】ユーザーが参加して盛り上がるニュースレタープロジェクト

（以下、１００日プロジェクト）。世界中で行われているアートプロジェクトのニュースレター。

コンセプトは100日間、何かを作り続け、その過程をソーシャルメディアで共有すること。

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このシンプルなアートコンセプトが話題をよんで、それをまとめるニュースレターが人気になっている。

ニュースレターは単なるコンテンツを配信するメディアではない。企画を提供するメディア。そんな企画を考える上で１００日プロジェクトはとても参考になる。

🌱 プロジェクトの仕掛け人はプロの人

１００日プロジェクトのニュースレター配信とプロジェクトを主導するのはブランドマーケッターのLindsay Jean Thomsonさん。

コンテンツ戦略、ソーシャルメディア、インフルエンサーマーケティング、チームリーダーシップなどの分野で活躍している人。

当然ながらコミュニティマネージメントも得意中の得意。というかそれが本職。

だからこそ１００日プロジェクトの極めて洗練された手法で世界中の人たちを巻き込むことに成功したのだろう。

🥝 １００日プロジェクトの実績

１００日プロジェクトは外から見える数字を見ただけでもすごいことになっている。

１００日プロジェクトではそれぞれの参加者を紹介したり、コミュニティでコメントをやりとりする本部はニュースレターになっている。サブスタックで配信されていて、２０２４年１１月現在の購読者数は５万４０００人。

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インスタのフォロワー数は３万１４００人。

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ハッシュタグ #the100dayproject で検索すると膨大な数のアート作品が出てくる。その作品数は膨大な量になっている。世界中からたくさんの人たちが参加しているのが分かる。

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とにかくこれだけの数の実績を出したのは確かな話。しっかりその仕組みを理解することであなたのニュースレターやメディアにもいろいろと応用できるだろう。

🧸 １００日プロジェクトの仕組み

１００日プロジェクトは誰でも無料で参加できるようになっている。

ぶっちゃけ誰でもこの主催者になれそうなシンプルな仕組みに見える。でもこの運営はそこまでカンタンではない。

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🧘‍♂️ １００日プロジェクトの意義

１００日プロジェクトにはハッキリとした意義がある。

当然ながら、ただ単に「参加して！」とだけ言っているのではない。参加者は誰もがこのプロジェクトの意味を理解し、賛同するからやっている。

これは単に主催者が一方的に宣伝しているのではなく、参加した人たちからのコメントからも読み取れること。

「継続はキツいけど、やってよかったー！」などのコメントがある。

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🐓 参加アーティストからの投稿

１００日プロジェクトのニュースレターでは時々、参加したアーティストの紹介や投稿も載せている。

創作活動におけるコミュニティの重要性について記事を寄せていた。彼女の記事の要約をした。

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子供の頃、私は絵を描くのが大好きでした。でも、20代の時に仕事として絵を描くようになってから、だんだん楽しさを感じなくなっていきました。そんな時、「100日チャレンジ」に参加したことで、絵を描く楽しさを思い出すことができました。

そこで気づいた大切なことは、同じように絵を描く仲間がいることの素晴らしさです。SNSで世界中の人とつながり、お互いの絵を見せ合ったり、励まし合ったりする中で、絵を描くことがもっと楽しくなっていきました。

みなさんは、どんな形で絵を描く仲間を作りたいですか？きっと、仲間と一緒に描くことで、もっと楽しく絵を描けるようになると思います。

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芸術家は孤独な存在というのは古い考えで、コミュニティが創作活動を継続的に楽しむために重要だと強調していた。

🛵 １００日プロジェクトの仕組み

基本的な１００日プロジェクトの仕組みは以下の図で表される。

まず出発点はニュースレターのコンテンツ。それを見た読者がプロジェクトに参加する。参加したユーザーはSNSに作品を投稿し、拡散される。

そこから新規ユーザーの購読につながる。もう１つはその作品の紹介をするニュースレターコンテンツになる。

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これがグルグルと回って循環する仕組みになっている。

これ以降の章ではなぜこの仕組みがそこまで成功するのか？を分析した。

🚁 コミュニティから得られる報酬はしっかりデザインすること

とあるインタビューでプロジェクトの仕掛け人のThomsonさんが語っていたのは「コミュニティから得られる報酬はしっかりデザインしておくこと」。

”予約投稿した際の画面に配信者が「今日は○○のことについて調べました。配信日にはいいコンテンツになると思います」とか書けるようにする”→めちゃくちゃいいと思います！

コメントありがとうございます

ちょっと考えてみます

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"コミュニティは1日にしてならず"

情報発信も、とにかくトライアンドエラーを繰り返し、トコトン追求して、いいモノを届けようとしている人には必ず結果がついてくる。

そんなメッセージをいただきました！

そうですね！ヒロニアさんもコツコツ継続して情報発信されてますよね！