現代のネットコンテンツ市場では100万人の通りすがりより、1000人のコアファンを持っている方が何倍も稼げる。ブログの「ページビュー × 広告」とニュースレターの「購読者 × 継続課金」では、収益構造の数学が根本的に違っている。

しかし「ブログ脳」という7つの思い込みに支配されると、この収益革命に気づかずに取り残されてしまうことになる。

👫 もくじ

1. 写真日記：アイルランドのアイリッシュウイスキー
2. ニュースレターはすごくクリエイティブなメディアだと思っている
3. なぜ100万ページビューのブロガーがニュースレターで失敗するのか
4. 今すぐ捨てるべき「ブログ脳」7つの思い込み
5. ページビュー信仰を捨てて何をするべきか
6. 毎日更新よりもっと大切なことに集中する
7. SEO依存の終焉と「階段モデル」の始まり
8. 「誰にでも」から「この人だけに」への転換
9. 広告モデルの限界とサブスクモデルの可能性
10. バズ依存から継続関係構築へ
11. 7つの思い込みを捨てた瞬間、コンテンツが変わる

🇮🇪 写真日記：アイルランドのアイリッシュウイスキー

アイルランドを旅行している。お酒は飲まないが、お酒作ってる工場の見学ってなんかオモロい。

🙈 ニュースレターはすごくクリエイティブなメディアだと思っている

音声入れた。ニュースレターってクリエイティブだなーと。

いつもはこのニュースレターでは英語圏で活躍していて何億と稼いでいるニュースレター配信者を取り上げて、その分析結果をレポートしている。毎週やってるので相当数の優れたニュースレターを読んできた。

なので今回はそんな分析を続ける中で見えてきた、ニュースレターで稼ぐ方法について書いた。

💀 なぜ100万ページビューのブロガーがニュースレターで失敗するのか

優秀なブロガーほどニュースレターで失敗することがある。この理由はシンプルでとても残酷。ニュースレターになるとブログと同じやり方は通用しないから。

もちろん文字メディアであることからライティング技術そのものはブログでもニュースレターでも活かすことができる。ただ、ニュースレター独特のやり方に気が付かなくてはいけない。

ブログとニュースレターでは、根本的にビジネスモデルが異なっている。

• ブログの広告収入
• • できるだけ多くの人に見てもらうことで成り立つ
• ニュースレターのサブスク収入
• • 少数の人に継続的に価値を提供することで成り立つ

私は「みんなのニュースレター」の管理者として細かいアナリティクスの数字を毎日チェックしている。その際にページビューはそこまで重要視していない。なぜならページビューは売り上げや人気の指標にならないから。

重要なのは購読者数、開封率、そして有料転換率。これらの数字こそが収益に直結する。

成功しているブロガーほど「読者が既に知っている内容」を提供するのが上手い。流行のアニメの感想や流行りのノウハウなどで大量のページビューを獲得している。しかしそのスタイルをそのままニュースレターに転用しても、お金を払ってまで定期的に読むコンテンツにはならない。

あなたも読者の立場ならいろんなコンテンツを見て感じたことがあると思う。「いいかもしれんが、お金を出してまではいらないな」と。読者の立場ならそう思っていた人も、書く立場になった途端に「お金を出してまでいらない」コンテンツを量産してしまうことがある。

有料ニュースレターでは「読者がまだ知らない価値ある情報」でなければ成り立たない。ニュースレター配信はページビュー神話から解放された瞬間、本当の収益化が始まる。

🧠 今すぐ捨てるべき「ブログ脳」7つの思い込み

ブログ脳はやっかいだ。ブログ脳を持ったままだとニュースレターの収益化が遠のいてしまう。あなたがニュースレターに進出する際に捨て去るべき７つの思い込みが以下にあたる。

あなたは何個当てはまるだろうか？

思い込み①：とにかくページビューを稼げば収益になる

「月間100万ページビューを目指そう！」

ブログ運営者はこんなキャッチフレーズを何度か聞かされたかもしれない。しかしニュースレターでこれは必要ない。

思い込み②：毎日更新しないといけない

「毎日更新こそがファンを作る秘訣」

毎日更新で疲弊するブロガーがたくさんいた。その一方で週1更新のニュースレターで成功する人たちがいる。さすがに月１回ではキツいが、「毎日更新！」と思い込んでいたら、気持ちを切り替えてみるのもいい。

思い込み③：SEO対策が最重要

「検索1位を取れば成功」

GoogleのAI機能により、検索1位でさえクリック率が34.5%低下。調査機関は「2026年までに検索利用量25%減少」とさえ予測している。SEOに依存するのは危険。

思い込み④：誰にでも読みやすく

「幅広い読者に愛される記事を」

超ニッチ分野のニュースレターが大成功を収めている例がたくさんある。一般受けを狙った薄い情報より、ニッチに特化した濃い情報の方が稼げるのがニュースレター。

思い込み⑤：無料で価値提供

「とにかく無料でたくさんの情報を出す」

無料提供を思い込むあまりにあなたが疲弊してしまっては意味がない。

思い込み⑥：広告収入が王道

「Googleアドセンスで稼ごう！」

成功しているニュースレター配信者たちは広告に頼らず、サブスクリプション収益で安定した月収を確保している。

思い込み⑦：バズれば成功

「バズを狙おう」

有料ニュースレターでは、バズった記事と売上にほぼ相関関係がない。

これらすべてが、ニュースレターの世界では裏目に出る。では一体、どうすればいいのかを以降のチャプターで解説した。

無料コンテンツはここまでです。

以下の有料コンテンツではこれらブログ脳の思い込みと、その克服、実践に活かす方法などを詳しく解説しました。

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有料コンテンツの内容

• ページビュー信仰を捨てること
• 毎日更新という地獄からの解放
• SEO依存の終焉と「階段モデル」の始まり
• 「誰にでも」から「この人だけに」への転換
• 広告モデルの限界とサブスクモデルの可能性
• バズ依存から継続関係構築へ
• 7つの思い込みを捨てた瞬間、コンテンツが変わる