第62回目の今回はこの「【週刊】1万ドル以上を稼ぐニュースレターを徹底的に分析したらこうなった」の記事を毎週どのようにして書いているか、をそのまま公開した。
個人でニュースレターの運営に成功している例を毎回ひとつとりあげ、それを徹底的に調べてビジネスモデルの仕組みから、なぜそんなにウケているのか、を独自分析してレポートしている。あなたがクリエイターならとても参考になるはず。
ニュースレターの発行はキツい、といつも思っている。ずっと思っている。
「みんなのニュースレターで配信してください!」と告知して、なんとか配信者数を伸ばそうとしている。これからの情報発信者にとってニュースレターこそが最適解だ、と確信を持っている。
それでも「ニュースレターの配信はカンタン」なんて言ったことは1度も無い。とにかくキツい。
定期的に濃い情報をずっと配信し続ける。言ってみればそれだけのことだけど、このキツさは強烈。やってる人には共感いただけるだろう。それでもなんとか1年以上もニュースレター配信を欠かさずに続けてきた。
ニュースレターの配信者さんに少しでも参考になればと思って、私なりのやり方を公開することにした。
究極的にニュースレターの配信はルーチン化して慣れるしかない。
私自身もこのニュースレターを創刊した当初はとにかくキツかった。記事を書いて配信しても次の1週間がホッとする暇もなく次々に訪れる。「もう次の記事を配信しないと!」といつも焦っていた。
最初は仕組みも効率化もなんの意識もなく、ただただ根性で乗り切っていた。しかし次第に分かってきた。ある程度はルーチン化しないと持たないな、と。
どこかのタイミングで配信者のスタイルに合わせた「週1で配信する仕組み」を手に入れなければならない。
ニュースレターの第1歩は配信日とタイミングを設定すること。これ無しには成り立たない。
「【週刊】1万ドル以上を稼ぐニュースレターを徹底的に分析したらこうなった」の配信日とタイミングは以下のようになっている。
題名にも「週刊」を入れているのでパッと週に1回が分かる。
これを宣言しないとニュースレターにならない。購読者さんはいつどんなタイミングでコンテンツが届くのか、と考える。それに答えを出さないで、ただ「購読してください」と言っても聞いてもらえない。まず宣言する。
宣言した後は約束通りコンテンツを同じタイミングで提供すること。絶対に。
月曜から水曜まではほとんど調査に費やしている。
このニュースレターのテーマは英語圏でウケているニュースレターを分析してレポートすること。その分析対象に設定したニュースレターをとにかく読むことに時間を使っている。ウケているニュースレターは何年間も運営していて、読むべきコンテンツ量が多い。さすがに全てに目を通すことはできないが、できるだけたくさん読んでいる。ひたすら読む。読みながらポイントになる箇所をiPhoneのメモ帳にいれている。
前回記事「インタビューを記事にするニュースレターが人気を独占する理由」のために書いたメモ。
Link in Bio is one of the top business newsletters on Substack
always found resources for social media managers (and aspiring social media managers) to be extremely bleak
Every-other-week interview
Link in Bio Discord invite
How PETA Builds Shock Into Their Social Strategy
A team of 22
Every post needs to have a goal. Are you sparking action, raising awareness, asking for engagement, or just seeking shareability
書いた本人以外の人が読んでも分からないようなメモだが。メモを取らずにただダラダラと読んでも時間の無駄になるので必ずメモを取るようにしている。
リサーチのゴールはそのニュースレターがウケている原因をつかむこと。
「ウケている原因はなんだ?」というテンションで大量の英語記事を読むような人はなかなか居ないと思う。だからこそ効果がある。それは後でアウトプットした時に唯一無二のコンテンツになるのだから。
時々、なんぼ読んでも分からない、と思う時もある。しかしそんな時こそまずウケている数字を事実として確認し、またコンテンツに戻る。本当に不思議なのだが、そうやっていると目の覚めるような一撃があって、視界がパッとひらけてウケる原因が突如として目の前に現れる瞬間がある。
とにかく原因がつかめるまで読み続けている。
以下の有料コンテンツでは週の後半から配信日にかけて何をやっているか、を書いた。それとコンテンツに対する考え方など。
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