第35号目の今回はお休み回。目下のところ「みんなのニュースレター」の開発を優先していて、そちらからの配信が開始されたら本格的なニュースレターの分析記事にもまた力を入れるつもり。
それまでちょっと分析記事はお休みになってしまうが、なんとかご理解ください。
「みんなのニュースレター」とは今、絶賛開発中のニュースレタープラットフォーム。
誰でもカンタンに日本語でニュースレターが発行できる場所。
記事の入力と表示、メール送信はある程度完成した。
前回、テストメールにご参加いただいたみなさまへ
ご協力ありがとうございました!!
今、ちょっと手こずっているのが課金部分の実装。おそらく初期バージョンは発行者が私だけで、お金の流れもご購入いただいた収益が私の銀行口座に入るだけになる予定。
そうなると有料記事を発行してもお金の流れは一直線。
いづれはこれにStripe Connectを入れて、ニュースレター発行者の銀行口座を連結して売上を流す機能を作る予定。
ニュースレターを発行するクリエイターをたくさん募って、彼らがそれぞれの有料課金を開始できるようにする。そうなるとお金の流れがこのようになる。
本当に難しい部分はほとんどStripeがやってくれる。しかし管理画面を使って、現在の有料購読者情報や売上などの表示は「みんなのニュースレター」がやらなければならない。
せっかく「みんなのニュースレター」から有料記事を発行してもらったのに、なんの情報もなく「今月の売上げは100円です」とかやってたのでは信用が無くなる。お金がからむ機能なのでしっかり実装していくつもり。
ぶっちゃけこのStripe Connectの実装はやめてしまいたくなるほど面倒くさい。それでも全てのクリエイターにとって直接課金こそが未来だと考えているので、少々時間がかかったとしてもやるつもり。
クリエイターは今日もどこかのプラットフォームで情報発信をしているだろう。それぞれのプラットフォームには課金モデルがある。特にここ数十年とインターネットメディアの収益を支えてきたのは広告。
しかし広告で得た収益をクリエイターに還元するようなモデルはほぼ成り立たない。それは先日にX(旧ツイッター)からの広告還元収益をもらって強くそう思った。
正直に言って収益が入った瞬間は「X社はまたすごいことを開始したな」と思った。しかし時間が経って熱が冷めてから冷静に考え直すと、そうは言っても数万円でしかない。すご腕のニュースレター発行者達が受け取っている額とは比べ物にならない。
この「1万ドル以上を稼ぐ個人サブスクメディアを徹底的に分析したらこうなった」で何度も紹介してきたが、すご腕のニュースレター発行者が受け取っている額は億単位を超えていることも珍しくない。
X(旧ツイッター)の収益分配ではひろゆき氏のようなフォロワー数が240万以上のトップランカーでも30万円とかだった。それは広告収益の分配になっているから。Xをがんばってフォロワー数が200万を超えたとしても、30万円というのはなんとも寂しい話だ。
同じXでもサブスクリプションで直接課金をする方はもっといい収益性があるだろう。
とにかく「クリエイターファースト」とか、掛け声だけは立派でも実際にプラットフォームがやっていることは「クリエイター搾取」でしかない例は山ほどある。
Stripe Connectによる直接課金の実装は真の意味で「クリエイターファースト」になるはず。なぜならいい情報をニュースレターで発行したクリエイターに読者が直接に課金して、それがクリエイターの手元に戻るのだから。
それをカンタンとは言わない。しかしやる価値は十分にあることだと感じている。
このニュースレターでは常時みなさんからのご意見とご質問を募集しています。
あなたがクリエイターで少しでもニュースレターの発行を考えているのなら、ぜひこの「【週間】1万ドル以上を稼ぐ個人サブスクメディアを徹底的に分析したらこうなった」を購読してください。あらゆるノウハウを詰め込んでます。きっと参考になるはず。
ではまた次回の月曜日の朝にお会いしましょう。まだ未購読の方はまた次回に会うために購読が必要ですよ!