第30号目の今回はいつもの分析レポートをお休み。しばらく音声配信をやることにした。それは全て、開発中のニュースレタープラットフォームのため。
これはコンテンツのクリエイター、課金モデルを成り立たせたい人に向けて書いている。
個人でニュースレターの運営に成功している例を毎回ひとつとりあげ、そのコンテンツを徹底的に調べてビジネスモデルの仕組みから、なぜそんなにウケているのか、を独自分析してレポートする。(今回は休み)あなたがクリエイターならとても参考になるはず。
しばらくVoicyで音声配信をすることにした。ターゲットは個人クリエイター。これからの時代のクリエイターにとって有益な情報発信をするつもり。ぜひフォローしてください。
音声配信をする目的は開発中のニュースレタープラットフォーム「みんなのニュースレター」に活かすため。
いいニュースレターの発行者は音声でも何かの情報を発信しているケースがとても多い。特に日本語市場でニュースレター配信に手を出すような人たちは、そもそも情報感度が高い。そんな方達はほぼもれなくVoicyやStand.fmなどで音声配信もやっている。
ニュースレタープラットフォームを立ち上げる時にはそんな彼らの気持ちをグッと掴まなくてはならない。
音声配信の本質が分かっていなければ、彼らのようなクリエイター達を引き入れることができなくなる。
そして音声配信の本質というのは聴いているだけではまったく分からない。聴いて分かるのはリスナーの気持ちだけ。
サブスタックにもポッドキャスト機能がついている。しかしサブスタックのポッドキャストは意外と利用者が少ない。ニュースレタープラットフォームの中でそのまま音声配信というのはあまりウケていないように見ている。
なので「みんなのニュースレター」では外部連携を強化しようと考えている。具体的には以下の3つ。
ニュースレターの発行者がこれらのプラットフォームで配信した内容をうまく「みんなのニュースレター」から発行できるように記事の中に埋め込めるようにする。
とにかく私自身がそこまで深くニュースレターと音声配信の関係を理解していないのが問題。
ある程度やらないといけないのでVoicyでやることにした。
この「【週間】1万ドル以上を稼ぐ個人サブスクメディアを徹底的に分析したらこうなった」を発行する際にもスベったら終わる!と思って必死に考えた。
ゴールである「みんなのニュースレター」を成功させる目的が明確にあったから。
プラットフォームの管理者が「ニュースレターいいですよ!あなたもここで書きましょう」なんて言っておいて、自分の発行したニュースレターが鳴かず飛ばずだったら、説得力もクソも無くなってしまう。プラットフォーム管理者としては石にかじりついてでも反響を出す必要があった。
今回のVoicyも同じで「みんなのニュースレターで記事書いたらぜひ音声もつなげまよう。このように!」って言うつもりだから、どうしてもスベる訳にはいかない。
音声配信で活躍するスゴい人達のチャネルを聴きまくって研究している。
誰でも音声配信を開始する際には、チャネルの開設と同時に「話すパターン」を決めなければならないのだが、そこが最も難易度が高い。
まだ1つも音声をアップロードしていないのに、音声配信の難しさをヒシヒシと感じている。
この難易度はツイッター攻略の10倍かそれ以上だろう。ツイッターは文字情報であることから、達人の手法もそのまま応用が効くし、マネが容易だ。
達人が「ABC」とタイプしたデジタル文字があって、私が同じように「ABC」とタイプすれば、その2つに違いは無い。
しかし音声はそうはいかない。マネができる部分と、できない部分を分けて考える必要がある。
マネができる部分に焦点を絞って、話すパターンを決めたり、継続可能な仕組み、集客方法を考えているところ。特に最も重要な「話すパターン」は後から軌道修正がやりにくい。上手い人の音声チャネルを聞いていて「よくこのパターンを考え出したな」と思うことがよくある。
おそらくこれをお読みの方で私なんかよりもよほど音声配信の経験を豊富にお持ちの方が多数いると思う。この記事が配信されてから数日後には最初の音声をアップロードするつもりなので、ぜひご意見やアドバイスをください。
「みんなのニュースレター」とは現在、開発中のニュースレタープラットフォーム。
この「【週間】1万ドル以上を稼ぐ個人サブスクメディアを徹底的に分析したらこうなった」のコンテンツを20記事ほどを移行した。
1つの記事を移行するごとにどこかの細かい部分にバグがあって、その修正、記事の移行、その修正、と繰り返している。
ソフトウェア開発の世界には最低限の機能があれば多少のバグがあってもスピードを重視して、まずは出してみる、という考え方もある。アプリの内容によってはそれもいいやり方になる。
しかし今回の「みんなのニュースレター」についてはそれはあまり適用できない、と考えている。なぜならクリエイターにとっては貴重なコンテンツを預けて、そこから情報の配信と展開をする場所になるから。誰もバグだらけの未完成プラットフォームを許容してくれないだろう。
とにかく今、絶賛開発中です。
https://jabba.m-newsletter.com/
ご質問とご感想をお待ちしています。ぜひください。
ジャバさん、こんにちは。 Twitterの質問です。
Twitterでは、相互リプや相互リツイートをするためのコミュニティがあるそうです。 身内同士でリプを送りあってインプレッションを上げています。
そういった方法は、ツイートをバズらせてきたジャバさんから見て有効だと思いますか?
いいご質問ありがとうございます。
相互リプの効果はインプレッション数で言うとだいたい1000ぐらいだから、やっても大して意味がない、という考えです。
相互リプに限らず全てのツイッターノウハウには「それをやったらどれぐらいの数が稼げるのか」という数字がついてきます。
私自身はツイッタースレッドを投稿する際の目標として、最低でも100万インプレッション以上を必達としています。もし100万インプレッションに届かないようなら、消して再度やり直して挑戦する、というスタイルです。なので相互リプは数字に合わないのでやらないです。
なぜ相互リプが1000ぐらいしか稼げないのか、は「ネット上でコンテンツを見る人達はとても敏感で、そんなにバカではないから」となります。
きっとみなさんもご経験があると思うのですが、ツイッター上でリツイートや返信を見て「あーこのリツイートって『返信があればちょっと数字が稼げるかも』というセコい考えでやってるな」と感じることがあるでしょう。
その一方でもっと本質的な熱いリツイートもあります。ツイートを読んだ瞬間になにか心が動かされて、ついついリツイートせずにはいられなかった純度100%の本物リツイートです。
もし本気で100万インプレッション以上を狙うのなら純度100%の本物リツイートを作らないと到達できないです。セコい発想のリツイートでは誰も共感しないし、スグに収束するのが目に見えているからです。
ツイッター上にたくさんいるツイートが上手な人たちは純度100%の本物リツイートをいかにして作るのか、に集中しています。それはコンテンツ内容に集中して、高品質なツイートを投下することです。
彼らがそんな「相互リプして稼ぐ」なんてセコいことをしているのを見たことが無いです。
数字を取る人がやってることと、数字を出せない人がやってることはおのずとまったく異なることになる、という好例だと感じています。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ジャバ・ザ・ハットリさん、いつもニュースレターを参考にさせてもらっています。
購読者数を堅調に伸ばされていて、ぜひその理由をお聞かせいただきたいと思って質問いたしました。
よくニュースレターの購読者獲得のためにはツイッターがいい、と書かれています。しかし自分の意見としては特にジャバさんのニュースレターは内容が素晴らしいので購読者が増えている、と考えています。
いいニュースレター記事を書いていれば本来はツイッターは不要なのでは、と思うのですがいかがでしょうか?
素晴らしいご質問とお褒めの言葉、ありがとうございます。
確かにニュースレター運営において記事コンテンツの質を高く保つことは絶対不可欠ですよね。しかしそれだけでは購読者獲得には繋がりにくいです。なぜならニュースレターの記事は濃い内容であるがゆえに拡散性がほぼ無いからです。
実際、私の記事でもどんなに気合を入れて書いた内容であってもほぼシェアされることは無いです。そこはこれからもっと考えなければならない課題でもあるのですが。
とにかく現状でツイッターが元からデザインされている拡散性に勝るものは無いのが現状です。
という使い分けは今後も続きそうと思ってます。
あなたがクリエイターで少しでもニュースレターの発行を考えているのなら、ぜひこの「【週間】1万ドル以上を稼ぐ個人サブスクメディアを徹底的に分析したらこうなった」を購読してください。あらゆるノウハウを詰め込んでます。きっと参考になるはず。
ではまた次回の月曜日の朝にお会いしましょう。まだ未購読の方はまた次回に会うために購読が必要ですよ!