今回の記事は月に1回の全編無料公開です。
いつものニュースレター分析レポートはお休み。その代わりに4月9日に開催されるXスペース「みんなの討論会」の進捗とコンセプトについて。
これは単なるイベント告知ではなく、これからの情報発信を考える上でのヒントがいろいろとつまっている。
島の魚介料理って必ず美味しい。
4月9日(水)日本時間22時から1時間で「みんなの討論会」をXスペースにて開催します。ぜひご参加ください。
みんなの討論会は4月9日(水)日本時間22時から
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ジャバ・ザ・ハットリ🇩🇪←🇸🇬←🇯🇵 @nodenodenode1
テーマは「これからの情報発信は『テキスト』vs『音声』どっち?」
10人のスピーカーが5人vs5人のチームに分かれて討論
討論会後の音声ダウンロードと再配布が誰でも可能
ぜひお越しください!https://t.co/jKisNoirp0— ジャバ・ザ・ハットリ🇩🇪←🇸🇬←🇯🇵 (@nodenodenode1) March 15, 2025
みんなの討論会
3月17日現在で参加が決まっているスピーカーさん達はこちら!
くろますおさん
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時代の最先端を知りたいなら小学生と話せ! | ||
くろますおのNEXT NOW / 「”次”のトレンドを”今”学べる」ラジオ | |||
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キタノドロップさん
カルロス山本さん
ラグビーさん
akiさん
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#1 AIが僕らを人事評価する未来がやってきたぞ(ビデオポッドキャスト) | ||
テックリードFM -AI時代の人生攻略ラジオ | |||
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まだもうちょっとスピーカー枠が残ってます。埋まる前にぜひあなたもご参加ください!
他にも「○○さんに出て欲しい!」とかあったらご要望をください。
もう日本語市場の音声配信は新しいステージに突入している。このトレンドに上手く乗りこなせる人と、置いていかれる人は大きく分かれてしまうような気がしている。
上記のスピーカーさんの何人かはもうすでにSpotifyポッドキャストに進出されている。
彼らのように華麗にプラットフォームの垣根を飛び越える人はマレ。私も含めてVoicyやStandFmでやってきた短尺の音声から長尺のポッドキャスト仕様にイキナリ変換することなんてできない。ポッドキャストはコンテンツの長さだけでなく配信の質もリスナーが期待することもかなり異なる。
そこでわりとカンタンにポッドキャスト仕様への変換が可能な企画として「みんなの討論会」を考えた。「やべー。もう新しい波が来てるー」なんて思っている方はぜひこの企画に参加、視聴してみてください。
今後のポッドキャスト市場を予想する記事で少なくとも英語圏においては、インタビュー形式は飽和状態になっていることが指摘されている。
確かに「ポッドキャスト=インタビュー」と言ってもいいぐらいに乱立している。このままいけばリスナーに飽きられてしまうのは目に見えている。
そこで提案されているのがインタビューをさらに進めた形の音声配信。
まだ誰も答えはもっていない。しかし何かを変える必要があるのは確か。討論会もひとつの形式になるかもしれない。
参加予定のスピーカーのみなさんは情報発信で活躍されていて、さまざまな意見をお持ちの方ばかり。そんな10人が持ち寄った意見を混ぜ合わせることで、新しい化学反応があるはず。
それぞれの参加者がもつ独自の経験や視点が交わることで、誰も予想しなかった新たな気づきが生まれる。単一の視点からは決して見えてこなかった複合的な真実が浮かび上がる。
もしAI同士が討論したとしてもそれではコンテンツとしての面白みがない。
オリンピックで人間が100mを走って9秒台でゴールに達するから感動するのであって、同じことを自動車でやっても感動しないのと同じ理屈。
AIが情報を整理し尽くした世界で、不完全な人間が生み出すちょっと混沌とした創造性は、きっと貴重になっていくと思う。
「みんなの討論会」はそんな新しい情報の作り方の実験場になるだろう。
4月9日に開催される「みんなの討論会」に出場します。副業4000万代表として頑張ります!当日までに対戦相手の放送を全部聴いて対策を練ります。よろしくお願いします。https://t.co/ymjERWVrDB
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カルロス山本 @carlosnote_ @nodenodenode1— カルロス山本 (@carlosnote_) March 12, 2025
ただでさえ強いカルロス山本さんが対戦相手を調べて対策を練っている。きっと討論をめちゃくちゃに盛り上げていただけると思う。
私の好きな情報発信者の特徴
まず情報に対して何かの学びがある。「知ること」の楽しさを提供してもらえていること。
さらにその人にしかできないやり方で情報を発信していること。AIがなんでも答えてくれる世界で、人からの情報を得るのはその人にしかない味わいがあるから。
以下にその具体例。
たいろーさんのVoicyチャンネルは今でもずっと聴き続けているチャンネルのひとつ。
たいろーさんの音声配信にはたいろーさんにしかない切り口の話があって面白い。
おそらくホリエモンのYouTubeとかと同じ位置付けなのだろう。誰もが知っているニュースであってもホリエモンに解説して欲しい人たちがいるのと同じように、私にとっては「たいろーさんに話してほしい」がある。
彼のVoicyチャネルの人気はそういう「ここでしか聴けない価値」にあるのだと思う。
この企画は単なる討論ではなく「討論会」。目指すのは誰かが「勝つ」ことではなく、様々な形で参加者全員が輝く場を提供すること。
リスナーの心を掴む話し方、ユニークな視点、時には豪快に言い負かされる姿勢さえも、聴き手にとっては価値ある体験になる。
もちろんスピーカーのみなさんには存分に討論を楽しんでいただきたい。ただ企画を立ち上げた私としては「みんなの討論会」ではとにかく魅力的なコンテンツを生み出すことを目指している。
それぞれのスピーカーが持ち味を発揮し、時に熱く語り、時に思いがけない角度から切り込む。そうした人間味あふれるやり取りこそが、リスナーの心に残り、各参加者のファン獲得につながると思う。
akiさんの音声配信はいつもカミソリのような鋭さで切り込んできます。きっと討論会でもかなり盛り上げていただけるはず。
できれば「みんなの討論会」が単発ではなく3ヶ月ごと、とかシリーズが続く企画にしたいと思っている。
そして「みんなの討論会」ではその回ごと異なるテーマを設定してスピーカーを募集するつもり。
なので、できるだけ今回登場いただくスピーカーのみなさんに「次も出たい」と思ってもらえるようにしたい。リスナーのみなさんにも「次も聴きたい」と思ってもらえるように。これが1番の課題。どうすればそう思ってもらえるのか?
今のところは討論会当日にできるだけいい討論をして盛り上げること、にだけ集中している。
もしこの辺りでいいアイデアがあればぜひコメントください。
みかさんほど「声」に関する豊富な知識をお持ちの方はいない。彼女が討論会で音声配信の未来を語ったら一体どうなるのか。
「みんなの討論会」には10人それぞれのスピーカーさんのフォロワーさんたちが聴きに来ていただける。Aさんのフォロワーが必ずしもBさんのフォロワーとは限らないし、逆も同じ。つまり、普段は交わることのない異なるコミュニティが一堂に会する貴重な機会となる。
なのでさまざまなリスナーが聴きにきてくれる。聞いた後に「あの意見を言っていた人の他のコンテンツも聞いてみたい」となれば、新たなフォロワー獲得につながる。これはスピーカー全員にとって、コンテンツの認知度を高める絶好のチャンスになる。
事前の告知も私も含めてかなりやるつもり。10人のスピーカーがそれぞれのチャネルで宣伝することで、通常の10倍の告知効果が期待できる。
さらに討論会後も音声をダウンロードして編集して再配布したり、感想コンテンツをアップしたりできる。
こうして相互のやりとりと情報発信が×10人で行われるのでかなりの拡散効果を期待している。一人だけでは届かなかった層にリーチし、それぞれの情報発信がより広く、より深く浸透していく仕組み。これこそがこの企画の大きな価値の一つになるだろう。
すでにラグビーさんやakiさん、キタノドロップさんに事前告知の放送をアップいただいた。ありがとうございます!!
「みんなの討論会」は配信中とその後もお楽しみいただきたい。Xスペースで収録した音声データはスピーカーのみなさんに自由にダウンロード可能にする。
なのでダウンロードした討論の音源をご自身のチャネルにアップロードして放送してもいいし、その中に「これが言いたかったのに言えなかったー!」とか討論会後の感想を入れたり。もしくは討論の中で自分が話している箇所だけを切り取って、より詳しく解説したり。
とにかく配信と同じように配信後も楽しみにしている。
3月18日(火曜日)夜21時からくろますおさんにXのスペース上で音声配信の未来とこの「みんなの討論会」を成功させるための方法についていろいろと聞く予定。ぜひ聴きに来てください。
「みんなの討論会」に対して言いたいことがあれば、ぜひこのスペースにコメントか発言もしてみてください。
お待ちしてます。
くろますおさん@kuromasuo をお招きして、音声配信の未来と
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ジャバ・ザ・ハットリ🇩🇪←🇸🇬←🇯🇵 @nodenodenode1
4月に開催される「みんなの討論会」の企画内容について聞きますhttps://t.co/Z0J0bSEoQZ— ジャバ・ザ・ハットリ🇩🇪←🇸🇬←🇯🇵 (@nodenodenode1) March 13, 2025
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